生命保険の売り方(セット売りか単品売りか)
大学時代。
たった一度の人生、企業の一員として金儲けの歯車にはならない。小さくても一国一城の主になる。
気合を入れて臨んだ司法試験。3度振られ、夢破れて帰郷。
資本もない。何もない。どうせなら一番難しいといわれる仕事をしよう。
選んだのが保険販売。
20代前半、Z生命の外務員として初めて生命保険販売を経験。
給料は歩合制。死亡保険金額が高ければ高いほど歩合がいい。
必然と、保険料の安い定期保険を上乗せして、保険金額を稼ぐ。
死亡保険にたくさんの特約をセットして保険料も稼ぐ。
世帯加入率90%以上の生保マーケット。新規契約は難しいから、既存の契約を転換して契約件数を稼ぐ。
ノルマノルマに追われる毎日。ほとほと疲れる。
噴出す疑問。
生命保険は、高すぎる。主婦に高額の死亡保険を売ってどうするんだ!
転換てなんだ。予定利率も変わり、年齢も上がり、お客様に不利ではないのか?
そんな時、医療保険を安く単品売りする生命保険会社を知る。
それが、外資系のアリコジャパン。
外資の考えは合理的だ。
世の中には、死亡保険だけ必要な人もいる。医療保険だけ必要な人もいる。必要な保険を必要なだけ売ればいいじゃないか。
いろいろなものをセットして保険料を稼ぐセット売りではなく、ニーズに合わせた単品売り。
これからは外資の時代が来るな、と予感させた、20代前半、Z生命外務員時代。
ほどなく、私は政治の世界に入り、10年ほど保険の世界から離れます。
そして、今こんにち・・・。

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