住宅を手放してもローンは残る(平成20年1月16日)
アパートを持つ大家さんから相談。
うちの店子で、離婚し住宅を手放してうちに入っている人がいる。その人は、昼間仕事で相談できないので、代わりに相談に来た。
<何という面倒見のいい大家さんだ。>
-相談内容ー
3,000万円の住宅ローンを組み、残債務1,000万円まで返した。しかし離婚をすることになり、住宅は手放すことにした。土地建物は競売となった。しかし最近になって、銀行から500万円の請求が来た。担保に取られていた住宅を手放したのだから、住宅ローンは無くなっているのではないか?連帯保証人だった元妻にも請求が行ってしまうのか?
ー答えー
住宅を手放しても、それでローンが精算されるわけではありません。
今回のケースは、競売価格が土地建物で500万円、それを債務1,000万円に充てたケースでしょう。従って債務はまだ500万円残っていると考えられます。今回の請求はその請求です。本人が支払わなければ、当然連帯保証人に請求が行きます。
現実に、過去の相談の中でも、土地建物を手放しても多額な住宅ローンが残るので、やむなく離婚を思いとどまったご夫婦がいました。
昔は、子は鎹(かすがい)と言ったが、今は住宅ローンが鎹(かすがい)か?
喜んでいいのか、悲しんでいいのか、・・・

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